あおい空
美「春樹君は怪我したくないよね?そんなキレイな顔に傷がついたら大変だしね」
いつも喧嘩でついてるし
春「別に……お前の使いにならねーよ」
言っとくけど俺はお前の親父のヤクザに喧嘩で勝ったし
美「ーっ!!好きな人いるの!?」
美沙緒が俺の服を掴んだ
春「いるから」
美沙緒を振り払った
美「じゃあもう美沙のそばに居てくれないの!!?」
美沙緒は涙を溜めている
俺が女の涙を拭くのは愛だけだ
春「お前の怪我が治ったらな」
美「じゃあもっと怪我する……」
美沙緒が果物包丁を手に取った
春「ー…っ!やめろ!」
バシッ!!!!
美沙緒の手を叩いた
カシャカシャ
包丁が床に落ちて回転しながら壁にぶつかった