大好きです、先輩!!




相変わらず格好良い航汰先輩…。



いや、前より一段と格好良くなった…。





「行こうぜ」




航汰先輩がどうにかしてその集団をどこかに追いやろうとしてくれた。





でも、あたしはまだ航汰先輩と話していたかった…。



航汰先輩たちはあんまり学校に来ない…。


もしかしたらもう当分会えないかもしれない―――――…。





「舞、大丈夫? ごめんね、あたしも怖くなって固まっちゃって…」




由紀ちゃんが隣で瞳をうるうるさせながら謝って来る。



そういえば由紀ちゃんはチャラい男とかが苦手だった。





なんでも、前に遊ばれたとかなんとか……。



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