海と桜の奏 ~Pure・Harmony~
なんでか分からないが、口を開けてる桐生と浜口にその事を言うと、慌てて閉じてるし……カワイイ。


微笑ましくて思わず笑みを溢してると、桐生の机に小説が乗っかっていた。


アレ……オレの好きな作家の小説だ。


そう思い尋ねると、外山が桐生もこの作家が好きらしき事を教えてくれた。


マジ!?オレ等意外な共通点あったんじゃん!!


「そうなんだ!なぁ桐生、オレ……」


嬉しくなったオレはその作家のどの作品が好きで、桐生はどれが1番好きなのか聞こうとした。


しかしタイミング良く………悪く?チャイムが鳴ってしまう。
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