海と桜の奏 ~Pure・Harmony~
小さい頃からオレや姉さん、氷翌のピアノの成長を楽しみにしていてくれた、母方の祖母。
祖母の葬式と被らなかったら、オレは去年も音楽祭に出てた。
去年の悔いもあるから、今年は海と2人で楽しく音楽祭に挑める。
そう思っていたのは………オレだけだったのか。
「辞退すんなら実行委員に言えよ。オレは出るから」
「オイ卓磨やめろよ!!」
虎と俊哉があせあせしながらオレの所に駆け寄って来た。
「アレ!?冬柴君と茶竹君!?」
「2人までいつの間に……!?」
予想外の出来事の連続に、冷静さを失う外山と浜口。
祖母の葬式と被らなかったら、オレは去年も音楽祭に出てた。
去年の悔いもあるから、今年は海と2人で楽しく音楽祭に挑める。
そう思っていたのは………オレだけだったのか。
「辞退すんなら実行委員に言えよ。オレは出るから」
「オイ卓磨やめろよ!!」
虎と俊哉があせあせしながらオレの所に駆け寄って来た。
「アレ!?冬柴君と茶竹君!?」
「2人までいつの間に……!?」
予想外の出来事の連続に、冷静さを失う外山と浜口。