海と桜の奏 ~Pure・Harmony~
「桜土君は確かに“優勝目指そう”言ったわよ?だけど何が何でも、絶対優勝しか狙わないなんて言った?1位という称号だけしかいらないなんて彼、アンタに一言でも言ったの?」
アイは床に座っていた私の前にしゃがんで、息継ぎもしないでこう言った。
「言っ……」
“言った”と言いかけ、途中で止まる。
だって卓磨君……“優勝したいな”とは言ってたけど、2位から下の順位は論外とか、一言も言ってない。
1位“だけ”を目指すなんて………卓磨君は私に、1回も言ってない……
フルフルと頭を横に振ると、アイはニッコリと笑った。
アイは床に座っていた私の前にしゃがんで、息継ぎもしないでこう言った。
「言っ……」
“言った”と言いかけ、途中で止まる。
だって卓磨君……“優勝したいな”とは言ってたけど、2位から下の順位は論外とか、一言も言ってない。
1位“だけ”を目指すなんて………卓磨君は私に、1回も言ってない……
フルフルと頭を横に振ると、アイはニッコリと笑った。