海と桜の奏 ~Pure・Harmony~
約1日振りのアイの笑顔は、不思議と私をリラックスさせてくれた。


「それが桜土君の考えであり、気持ちなんじゃないの?きっと桜土君はアンタと音楽祭出てきちんとやり切れば、それでいいのよ」


「アイ………」


口を開け、ただアイを見つめる私。


アイの隣に、同じく笑顔の小梅がしゃがんだ。


「私は茶道やお琴やってる時、とても楽しいです。海ちゃんや桜土君だって歌歌う時やピアノ弾く時、同じ気持ちだと思いますよ?」


小梅の言葉が、止まっていた私の心にスッと染み込んで行った。


「まぁーーー要するにな、海っ!!」
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