海と桜の奏 ~Pure・Harmony~
目の前の3人が一斉に与えてくれた励まし。


嬉しくて嬉しくて、また涙が止まらなくなってしまった。


「海……いい加減もう泣くなよ~~~」


「だって…フェ~~~~ンッ!!」


大号泣する私を、呆れながらも抱きしめてくれるアイと小梅と哲兄。


私はやっと、自分の愚かさに気づく事が出来た。


私と一緒に音楽祭出たら卓磨君が優勝出来ない……だから私は出ない……こんなのただの言い訳だった。


結局私は怖くて逃げ出そうとしていただけ。


ううん…………もう逃げ出して、卓磨君を怒らせた上に、傷つけてしまったんだ。
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