海と桜の奏 ~Pure・Harmony~
――――ボンッ!!


あーあ…茶竹君爆発しちゃったよ。


「ククク……」


「わ、笑うな虎…当たり前の現象なんだからさ…フフ」


肩を震わせ笑いを堪える冬柴君を咎めてる桜土君も、思いっきり笑っている。


「茶竹君可哀想に………」


「純情だよね茶竹君。小梅が彼の想いに気づいてるかは謎だけど」


桜土君と冬柴君と同じ位ニヤニヤしていたアイが、涙を拭きながら言った。


ウ~ン…茶竹君、絶対小梅が好きだと思うけど……


小梅微妙にニブイから、“もしかして彼って私が好きなのかな?”って後から徐々に気づくタイプだから大変だな。
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