片想いだったね


「見てみて~。18個目~。俺って超モテモテ~。」


キャラクターの可愛いバックの中に入った沢山の包装された甘い香りがする箱達。


「本気で凄い……。」


私が袋を覗いて唖然とする。


「すっご、モテすぎ~。」

「チャラいのにな。」


まっすと内山が翼に言う。


「まっす~うっち~、俺ってば皆のアイドル的存在?サインいる~?」


翼がハハハと私の机の上に乗ってチョコレートが入ってるバックを私に渡す。


「全部食べたら鼻血モンだね。」

「本命以外食いませんけど~。」

「「「は?」」」




私とまっすと内山が声を揃えて翼を見る。


キーンコーン


休み時間が終了するチャイムが鳴って渡されたバックを翼に返す。



のに、




「持ってて~。まぁだ増えるから~。」


と、まさかのバックを私に渡したまま教室を出てってしまった。



「「「どういうこと?」」」


残された三人はまたしても同じことを口にして疑問だけが残ってしまった。


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