とらいあんぐる
和希side
俺の腕の中で泣きじゃくる波瑠。
ふと時計をみると、2時を過ぎていた。
ごめんな。
咲良も波瑠も…
たくさん傷つけてごめんな?
もう俺は迷わないから。
たしか前にも決心したはずなのにな…
大切な人を守ったり幸せにしたりするのって何でこんなに難しいんだよ…
「和希っぐすん…」
「少し落ち着いたか?」
「ずっとそばにいてぇっ」
「………っ」
そんなん…反則だろ。
「あたしを…幸せにしてよっ…ぐすっ」
「波瑠…」
〜〜〜♪
〜〜〜♪
何度も鳴る着信音。
きっと咲良だ…
「………っ」
今、咲良の声を聞いたら決心が揺らぐ気がした。