チョコレートトラップ
「磯貝さん。

 どうかしましたか?」


急に後藤先生に呼ばれて

全身がビクンと反応する。


それと同時に

クラスメイトの視線を

体中に感じて身動きが取れなくなる。


「な、なんでもないです。

 ゴトっち可愛い!

 なんちゃって……」


「そうですか?

 ありがとう、磯貝さん」


「あ、いいえ……」


後藤先生に笑い声を聞かれるなんて

おもってなかった。


それに、なんとも

変な言い訳を鵜呑みにしてしまう

後藤先生に、正直、驚いてしまう。


今度はばれないように

ゆっくり呼吸を整えると、

私は凛へのメールを打ち込み始めた。




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