ユアサ先輩とキス・アラモード
「多田は横尾が、中林は俺がマンツーマンで指導する。いいな」
「マンツーマン!」
真帆の声が180度裏返った。心は宙で二回転し、何とか地面に着陸した。心臓が止まるかと思った。
 あまりの早い展開と、体験したことのない幸運に、頭は爆発しそうだった。
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