モノクロ~悪魔と天使の恋~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
小さい頃に誰かに言われた事がある。
『君の瞳は綺麗だねって』
私はその頃、何も知らない人間に
この血のような真紅の瞳を見られては
気味悪がられ人間の友達も居なくなって
すごく辛い思いをしていた。
だから、その男の子の言葉は私の支えになった。
その男の子は天使独特の金色の瞳をしていた
髪の色は、明るい金髪でその子の全てが
綺麗だった。
そして男の子は私と別れる時に言った
『僕、大きくなったら流華ちゃん
みたいな綺麗な子をお嫁さんにしたいな
でもまだ僕達は子供だから大人になって
また出会えたら運命だって信じて僕のお嫁
さんになって!』
そう言って、その男の子は私に名前だけ告げて
どこかへ行ってしまったんだ。
確か、その男の子の名前は・・・
“ユウ”
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
パチっ!
「・・・んっ・・」
夢から覚めてしまった。
珍しいなぁ、あの男の子の夢を見るなんて。
きのう、瑠美の話しをしてたから悪い夢を
見るかと思ったんだけど。
シャワー浴びよう。
そう思ってベッドから起きて浴びに行く。
シャワーを浴びると頭がすっきりとした。
いろいろとたまっていたモヤモヤが
少しずつ消え去っていく。
シャワーを浴びた後、魔法を作動させて
瑠美の記憶を消そうとも思ったがどうせ
送迎パーティーの準備とかで思い出して
しまうだろうと思ってパーティーが終わ
るまでは魔法をかけない事にした。
準備を済ませ、校舎にある生徒会室に行くと
メンバーはすでに揃っていた。
メンバーと言っても私以外に3人しか
居ないのだが一応紹介しておきます。
「おはようございます流華様」
生徒会室に入って一番最初に挨拶してきた
黒縁メガネをかけた私より少し背の高い
黒に近い茶髪の髪の色をした彼は、
”蘇芳 朔夜(スオウ サクヤ)"
小さい頃に誰かに言われた事がある。
『君の瞳は綺麗だねって』
私はその頃、何も知らない人間に
この血のような真紅の瞳を見られては
気味悪がられ人間の友達も居なくなって
すごく辛い思いをしていた。
だから、その男の子の言葉は私の支えになった。
その男の子は天使独特の金色の瞳をしていた
髪の色は、明るい金髪でその子の全てが
綺麗だった。
そして男の子は私と別れる時に言った
『僕、大きくなったら流華ちゃん
みたいな綺麗な子をお嫁さんにしたいな
でもまだ僕達は子供だから大人になって
また出会えたら運命だって信じて僕のお嫁
さんになって!』
そう言って、その男の子は私に名前だけ告げて
どこかへ行ってしまったんだ。
確か、その男の子の名前は・・・
“ユウ”
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パチっ!
「・・・んっ・・」
夢から覚めてしまった。
珍しいなぁ、あの男の子の夢を見るなんて。
きのう、瑠美の話しをしてたから悪い夢を
見るかと思ったんだけど。
シャワー浴びよう。
そう思ってベッドから起きて浴びに行く。
シャワーを浴びると頭がすっきりとした。
いろいろとたまっていたモヤモヤが
少しずつ消え去っていく。
シャワーを浴びた後、魔法を作動させて
瑠美の記憶を消そうとも思ったがどうせ
送迎パーティーの準備とかで思い出して
しまうだろうと思ってパーティーが終わ
るまでは魔法をかけない事にした。
準備を済ませ、校舎にある生徒会室に行くと
メンバーはすでに揃っていた。
メンバーと言っても私以外に3人しか
居ないのだが一応紹介しておきます。
「おはようございます流華様」
生徒会室に入って一番最初に挨拶してきた
黒縁メガネをかけた私より少し背の高い
黒に近い茶髪の髪の色をした彼は、
”蘇芳 朔夜(スオウ サクヤ)"