Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~



「なにを膨れてるんだよ?」


「別に膨れてませんよ。ただ佐久間さんを困らせて」


「そんなことはない」


ううん、きっと困ってるよ。


佐久間さん優しいからなんとかしよ うって頑張って下さるだろうけど。


――


―


「お待たせしました」


香川さんが私の前に白いカクテル


あら、恭介さんの前にもスコッチじゃなく何か赤っぽいと言うか褐色のお酒が。


「ん?」


恭介さんも怪訝そうな顔


「これは?」


そこに佐久間さんがやって来て


「志織さんのイメージは僕にとってはいつまでも『レインボーカクテル』のままなんで」


佐久間さん。


「今回作らせて頂いたのは『XYZ』と言うカクテルです」


「XYZ?」


面白いネーミングね。


「ライトラムとコアントローとレモンジュースですからさっぱりと飲みやすいですよ、どうぞ」


「ありがとうございます」


一口啜り


「美味しい」


「佐久間さん、何故これを志織に?」


恭介さんが聞くと佐久間さんが意味深に笑い


「カクテルにはお二人もご存知のようにカクテル言葉があるんです」


「……」


「『XYZ』のカクテル言葉は…『永遠に貴方のもの』」


「……」


えっ?


『永遠に貴方のもの』って…


「ククク…志織、お前、また真っ赤」


「き、恭介さん」


そりゃ赤くなります。


「ククク…」


「ハハハ…」


恭介さんだけでなく香川さん佐久間さんにも笑われてる。




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