Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~



「涼君、陽菜ちゃん、そんなにガッカリせんでも。うち、秋に東京へ行くんえ」


「えっ?こゆきおねえちゃん、とう きょうへくるの?」


「くるの?」


今度はキラキラした目で小雪さんを見てる。


本当に二人とも好きなのね。


「へぇ。お仕事やけど」


私と恭介さんを見て悪戯っぽく。


「小雪、内緒ちごたんか?」


女将さんが


「すみません。小雪が話してしもうて」


「いいですよ。な、志織」


「はい」


秋に小雪さんともう一人の舞妓の市花さんと芸妓の小冨さんが東京に来るの は…恭介さんと私がお願いしたから。


我が社は恭介さんと誠さんが大学生の頃に起業した。


それから数えて20年になるのでパーティーをすることに。


そこで小雪さん達に踊ってもらうことにした。


東京にも芸者さんはいるけど京都の芸舞妓さんを見たことある人は少ないので喜んでもらえると思って。


女将さんに相談したら『出張』と言うことで色んな地方に行くことは多いから大丈夫だと言ってもらえて。


だから秋には会えるんだけど涼と陽菜を驚かせようと内緒にしていた。


でもこんなにガッカリした様子を見たら話した方が二人の為にはいいわ。


明日、帰る時に駄々を捏ねるのが少しはましだろうし。




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