Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
最上階のレストランに行き
「見晴らしがほんまによろしおすなぁ」
女将さんが言うようにさっきの京都タワーと同じように京都が一望出来る。
席に着いて陽菜はあくまでも小雪さんの隣に座ると言い張る。
仕方ないので小雪さんと私の間に陽菜を座らせて、向かい側に美作さん、女将さん、涼、恭介さんの順に。
「こゆきおねえちゃんもおばちゃんもきものきれいだね」
陽菜が改めてお二人を見て嬉しそうに。
女将さんは紺の呂の着物。
小雪さんは黒地に鮮やかな花火柄。
やっぱり着こなしが綺麗。
「志織さんも浴衣着はったらよろしい のに」
「そうですね。今度来る時は着物にしようかしら」
「わっ!ママ、またきょうとにくるの?」
私の一言に涼が嬉しそうに
「いつ?いつ?」
陽菜も
「ママ、いつ?」
あらあら。
「いつって決まってるわけじゃなくて」
「そうだな。来年かも知れないし再来年かも知れない」
恭介さんが助け船。
「な~んだ」
「な~んだ」
二人はガッカリ。