Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「じゃあ、お素麺はお昼御飯にして晩御飯には何がいい?」
「う~ん」
真剣に考えてるし。
「涼、唐揚げ作ってもらおうか?」
「かりゃあげ?うん、たべちゃい」
「じゃあ、唐揚げで決まりね」
「うん、おばあちゃん」
「うん?」
「あいがと」
「涼ちゃんはいい子ねぇ」
お母さん、嬉しそうだし。
涼…マダムキラーになれるわ!
RuRuRu
あら、携帯
液晶画面は…っと
「もしもし、麻衣ちゃん」
「…うん、あっ、ほんと?えっ?会いたい!うんうん。ちょっと待って」
「お母さん、麻衣ちゃんや田部君達と会おうって言ってるんだけど、家に来てもらっていいかな?」
「ええ、いいわよ」
「ありがとう。…じゃあ、麻衣ちゃん、家で…うん、3時ね。分かった。待ってる」
電話を切り
「涼、後から里沙ちゃんが来るよ」
「りしゃちゃん?だぁれ?」
「覚えてないかな、去年の夏も一緒に遊んだんだよ」
「ふ~ん」
やっぱり一才くらいじゃ覚えてないか。
「里沙ちゃんは涼より少し上だっけ」
「うん、三ヶ月程ね」
麻衣ちゃんと田部君は高校時代からの友達。
今日はお休みだから二人共実家に帰ってるんだって。
久しぶりだな。
去年の秋の田部君の結婚式以来だ。