Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~



シャンパンで


「お疲れ」


「お疲れさまです」


グラスを合わせて一口


うん、美味しい。


おつまみにカナッペや野菜スティックが。


「お前も腹減ってんだろ?」


チーズを乗せたカナッペを食べる。


「恭介さんもでしょ?」


挨拶ばかりだったもん。


「あぁ。ま、初めから分かってたことだ」


恭介さんもカナッペを摘まんでる。


「主催者側だからな」


「フフフ…そうですね」


「だけど、お前もよくやってくれたな」


「恭介さん」


「招くお客のリスト作りやパーティーの細かい打ち合わせまで」


「私はそんな。秋山さん達が頑張ってくれたから」


「それはそうだが。秋山達が『高藤が細々としたことは引き受けてくれたから助かった』って言ってた」


「……」


「ん?」


「恭介さん、私達本当に人に恵まれてますね」


「…そうだな」


「恭介さん」


「ん?」


「改めまして創立20周年おめでとうございます」


「なんだ、今更」


「恭介さんが会社を設立してくれてよかった」


「ん?」


「私も入社出来たし…ま、なんやかや色々ありましたが恭介さんと出逢えて結婚して涼と陽菜を授かって…これも全てうちの社があってこそですよね」


うん、私が初めに勤める予定の会社が倒産して、うちの社が時期外れの新入社員募集してくれたから入社することが出来て、恭介さんが『俺様』『暴君ネロ』だったから秘書になってしまったし。


今となってはよかったことなのよね。



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