Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「俺に感謝しろよ」
「はい?」
なんで恭介さんに感謝なんですか?
「俺が会社を作ったからお前も就職出来た。俺の秘書の席が空いてたから秘書に抜擢もした」
「……」
『秘書の席が空いてたから』って暴君ネロ様の秘書のなり手がなかっただけじゃない。
あの時、先輩達に『貧乏くじを引いた可哀想な娘』って思われてたんだからね。
「秘書になったから俺の眼鏡にもかなった」
「……」
『目をつけられた』の間違いじゃないの?
「違うか?」
う~
この威圧感はなに?
やっぱり今でも恭介さんは『俺様』なんだから。
グラスを取り上げられ
「志織」
あ、いけない。
「は、はい。恭介さんには感謝してます」
「お前…台詞が棒読み。もうちょっと感情込めろ」
「棒読みって…」 失礼ね。