Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「志織、昼飯行くぞ」
「はい」
もうお昼。
本当にあっという間に時間が流れる。
オフィスを出て近くのイタリアンレストランへ。
いつもはお弁当なんだけど去年からバ レンタインデーは少し豪華なランチを食べることになっている。
このランチが私からのバレンタインデーチョコレートの代わり。
今は陽菜がいるから恭介さん用のチョコレートを作ることが出来なくなっているから。
ミネラルウォーターで『乾杯』をして。
うん、前菜もメインのお肉もスパゲティも美味しい。
デザートはバレンタインデーだからかチョコレートシフォンケーキのバニラアイスクリーム添え。
「フフフ…」
「ん?」
「私達がこんなランチを食べてると知ったら涼と陽菜に怒られますね」
「ハハハ…だな。食うか?」
デザートのお皿を私に渡して
「ありがとうございます。バレンタイ ンデーだから恭介さんに食べてもらわないといけないんですけど」
「いいさ。俺は夜にお前を喰うから」
「えっ?き、恭介さん!」
こんな昼日中の人がたくさんいるレストランでなんてことを言うんでしょう。
「ククク…お前、真っ赤」
そりゃ真っ赤にもなります。
「クッ!ハハハ…」
「もう!冗談は止めて下さい」