Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「ゆうちゃんいましゅか?」
ドアを開けてくれた悠ちゃんママに
「うん、いるわよ。ちょっと待ってね」
「はい」
二階から
「ひなちゃん、おかえり」
悠ちゃんが降りて来た。
「たらいま。ゆうちゃんこれバレンタインデーのチョコレートフナンシだよ。ひながちゅくったんだよ」
まるで自分一人で作ったように言う。
「ありがとう。あけていい?」
「うん」
悠ちゃんがペーパーバッグを開けるのをじっと見ている。
きっと陽菜はドキドキしてるんだろうな。
「わぁ~おいしそうだな」
「うん、おいしいよ」
「あれ?カードだ。これもひなちゃんがかいたの?」
「うん。ゆうちゃんとひなだよ」
「じょうずにかけてるよ。ありがとう」
悠ちゃんがニコッと笑うと
「うん。ゆうちゃん、ひなじもかけるようになったんだよ」
カードには『ゆうちゃんすき』と。
「うん。うまくかけてるよ」
「ゆうちゃん」
「うん?」
「ひなのことしゅき?」
あらあら、ストレートね。
悠ちゃんの後ろにいる美穂子さんと顔を見合わせて笑う。
「えっ?あ、う、うん」
悠ちゃん、ドキマギして赤くなってる。
フフフ…
可愛らしい。