Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「涼、陽菜、鞄を片付けてね。ママも着替えてくるから」
「「うん」」
着替えを済ませ下に降りると
「ひな、これホワイトデーのプレゼント。それとこれはゆうちゃんから」
「ありがと、おにいちゃん。わっ!リリーだ」
涼からは魔法少女リリーのおまけ付きクッキー。
さすが陽菜の好きな物が分かっている。
「ゆうちゃんのは…あ、びーだまとバームクーヘンだ」
いつももらうビー玉と一口バームクーヘン。
「ママ、ゆうちゃんにでんわしゅる」
『電話する』って今は6時半過ぎか。
まだ大丈夫ね。
「うん。じゃあ『ありがとう』言おうね」
「うん」
電話をして
「陽菜、悠ちゃんよ」
受話器を渡して
「もしもしゆうちゃんでしゅか。ひなでしゅ。…うん…うん。ゆうちゃんありがとね。しゅごくおいししょうだよ。…うん。あ、びーだまもありがと。ひなたからものにしゅるね。うん、またあしょんでね。じゃあバイバイ」
電話を切って 陽菜は嬉しそう。
本当に悠ちゃんが好きなんだから。
恭介さんが帰って来るまでに電話してよかったわ。
今の電話を聞いたらまたヤキモチ妬くのは目に見えてるもんね。