Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~



「どうどした?」


お茶席の出口で女将さんが待っていてくれた。


「おいしかった。ね、おにいちゃん」


「うん」


「二人とも飲めたん。苦なかった?」


「うん」


「じぇんじぇんにがくなかったよ」


「へぇ~二人とも凄いね」


「エヘヘヘ…」


二人ともちょっと自慢っていうか大人の気分ね。


お茶席から会場に入り


「此処が席どす。涼君陽菜ちゃん舞台見える?」


「うん」


「よくみえるよ」


前から三列目の真ん中。


「女将さん、いい席をありがとうございます」


「せっかく来てくれはったんやからよう観てもらわんと。うちは楽屋に行きますさかいにゆっくり観ておくれやす。終わったら迎えに来ますさかいに此処で待っとおくれやすな」


「はい」


「ほな、ごゆっくり。あ、これパンフレットどす」


女将さんにパンフレットを渡されて、始まるまで三人でパンフレットを見ながら待つ。


「たくさんまいこさんいるんだね」


「ほんと。あ、小雪さんよ」


写真に載ってる小雪さんを差し示すと涼と陽菜が食い入るように見て


「きれいだね。あ、これことみおねえちゃんだ」


「おにいちゃん、どこ?」


「ほら」


「あ、ほんと。いちはなおねえちゃんは?」


「う~ん」


フフフ…


二人楽しそう。





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