Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
BuBuBuBu
スマホを取り出すと
「ママからだ」
「うん」
席を立ち店の外へ
「志織」
『恭介さん帰ってますか?』
「あぁ。泉さんの具合は?」
「疲れが溜まって発熱したようです」
「そっか」
泉さんはこの4月から職場復帰している。
医者の仕事と双子の育児で疲れが溜まっているんだろう。
『今晩はお姉さんにゆっくり寝てもらいたいから私と陽菜こちらに泊まりますね』
「ん、分かった」
『明日の朝にはお兄ちゃんも帰ってくるし夕方までには戻ります 』
「ん」
『涼をお願いします。明日は野球もお休みなので』
「ん。心配しなくても大丈夫だから」
『はい。あ、陽菜が』
『パパ!』
スマホから元気な声が。
「陽菜、いい子にしてるか?」
『うん。ひなはいいこだもん』
毎回言ってるし。
「ん。ちゃんと大と愛の面倒をみるんだぞ」
『うん、わかってるよ。ひなはおねえちゃんなんだから』
これも毎回だ。
「ん。じゃあママに代わってくれ」
『恭介さん、また連絡しますね』
「こっちはいいから。じゃあな」
『はい』
スマホを切って