Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「ほら出来た」
ちょっと粗いがこれくらいならいいだろ。
「うん」
先ほどのボウルに挽き肉と玉葱と卵と調味料を入れて
「僕が混ぜるからパパはサラダの準備して」
「あぁ。ちゃんと手を洗ったか?」
「うん」
涼がボウルに手を入れて
「わっ!ぐちゃぐちゃ。だけど面白いや」
嬉しそうに捏ねている。
「あまり時間かかるのはよくないからさっさとてきぱきとな」
「うん、分かった」
今度は真剣な顔で。
これもいい経験になる。
キャベツやレタスやキュウリやパプリカを切り
「涼、それくらいでいい。4等分に分けて丸めろ」
「うん」
フライパンを温めてサラダ油をひいて涼が整えたハンバーグを入れて焼く。
初めは強火で両面焼いて後は弱火で蒸し焼きにっと。
はぁ~
これだけでくたびれた。