Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
水族館に着いて
「先ずはペン太郎か?」
いや私は陽菜じゃないし。
「クッククク…」
私の表情を読んだのか笑ってるし。
絶対に陽菜と同列扱いしてるよ。
「順番に回りましょう」
行きかけると
腕を掴まれて
「…恭介さん」
「何で先に行くわけ?」
「えっ?」
「ちゃんと横にいろ」
いや子どもじゃないし。
「お前一人にするとまたナンパされるだろうが」
いや、先ずされないし、第一後ろに恭介さんがいるんだよ。
誰も怖がって声なんか掛けないから。
「志織」
「はい」
肩を抱き寄せられる。
「き、恭介さん…恥ずかしい」
離れようともがくと
「暴れんな。別に構わないだろ夫婦なんだから。涼達がいないんだから」
「……」
そういう問題じゃないんだけど。
「志織」
「はい」
結局…諦めた。
恭介さんには勝てないもん。