Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「そんなキョトン顔すんな」
キョトン顔って失礼ね。
「ほら、もう始まんぞ」
あ、
「はい」
イルカのショーが始まって
――
―
「やっぱり賢いですね」
「ん?」
「イルカですよ。可愛いし利口だし」
「……」
「涼と陽菜にも見せてやりたいですね。陽菜は去年水族館に行ってイルカのショーに感激してましたからね」
「調教師になりたいって言ってたな」
「フフフ…そうですね」
『イルカのお友達になりたい』から調教師のお姉さんになるって。
「覚えてますかね?」
「どうだろうな、一年前のことだし」
3歳から4歳なんて覚えてないよね。
「そうですね」
その間もショーは進み
――
―
「面白かったですね」
ショーが終わって
「イルカも賢いけどやっぱり俺にはお前が一番いい」
耳元で囁かれて
「き、恭介さん」
こんな所で何を言うんですか!
恥ずかしい。
「クッククク…確か10年前もそう言った」
「…恭介さん」
確かに『イルカは俺にはでかすぎる』
あ~
思い出した。
「フッ 思い出したか」