Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
浜辺へ戻って
「涼、先にパパの所へ行って。ママ浮き輪を洗ってから行くからね」
そんなに砂とかはついてないけど、涼を先に行かせようっと。
「うん」
涼は
「パパ~」
大きな声で呼びながら走って行った。
浮き輪を濯いでるふりをしながら横目で
涼が恭介さんに抱き着いて
美女二人はビックリしてるみたい。
離れて行った。
でも恭介さんも結婚指輪はめてるんだけど。
「一緒に泳ぎませんか?」
今日日は結婚指輪関係ないのかしら?
「あの、君…」
へっ?
声がする方を振り返ると
大学生くらいの男の子が。
「何か?」
「いや、一人なら俺達と一緒に泳がない?」
指差す方を見ると同じような男の子が二人いた。
「あ、ごめんなさい。一人じゃないので」
「友達も一緒に」
「いえ、主人と子どもなんですが」
「はぁ?じ、冗談」
「冗談じゃなくて彼処に」
反対側を指差して
…ヤバい!
恭介さんが睨んでる。
その恭介さんの顔に気づいたのか
「す、すみません」
走って戻って行った。
――
―
どう見ても大学生か、ひょっとしたら高校生だよね。
何で私に声掛けるのよ。
そんな子どもに見えるのかしら。
ちょっと…落ち込むんですけど。