Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~



コンコン


「はい」


看護師さんが入って来て


「点滴しますね」


点滴をしてる時にお兄ちゃんも来て


「これで少しは痛みが引くから寝れると思う」


「慎吾」


「うん?」


「ありがとな」


「本当にお兄ちゃんが夜勤でよかった。ありがとう」


お兄ちゃんが照れたように手を振って



「志織、どうする?」


「えっ?」


「付き添うか?帰るか?」


あ、そうだね。


時間はもう2時だし。


「もう夜中だし今日は此処に。朝、一旦帰って涼を保育園に連れて行って会社にも連絡してから戻ります」


「うん、手術は1時からだから昼までに戻って来たらいい」


「うん」


「じゃあ恭介さん、寝て下さいよ」


「あぁ」


お兄ちゃんが部屋を出て行き


「志織」


「はい?」


「明日、社によって誠に書類と後を頼んどいてくれ」


「はい。大丈夫ですから寝て下さい」


「ん」


恭介さんの手を握り


「此処にいますからね」


薬が効いてきたのかうつらうつらし始めた。




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