Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~



着替えを済ませ、リビングへ


「あら、起きてたんですか?おはようございます」


「ん」


相変わらず「ん」だけね。


涼は、ちゃんと挨拶出来るようにしないと。


「ダーダー」


恭介さんに手を伸ばす。


私から涼を受け取り


「涼は賢いな。ちゃんとパパって言えるもんな」


私をチラッと見て言う。


「パパじゃなくダーダーって言ってるんですよ」


「涼は俺に似て賢いからパパじゃなくダディって言ってんだ」


「……」


恭介さん…親馬鹿丸出しです。


「朝御飯にしましょ」


テーブルに着き朝御飯に。


涼には離乳食。


さすが私の子!


朝から食欲旺盛だわ。


「みんな、何時頃に来るんだ」


「はい。涼の誕生日なんでお昼にってことで…だから12時くらいですね」


「ん。それまでに何か用事あるか?」


あら、手伝ってくれるのかしら?


「ケーキを取りに行かないと」


「ん…じゃあ一緒に行くか?」


一緒にですか…


恭介さん家で涼のお守りとかは…無理か。


「はい。じゃあ買い物もありますけど、いいですか?」


「あぁ」


朝御飯の後片付けをしてる間は涼の相手をしてくれる。


まぁ結構、涼の相手は得意みたいだから…子煩悩なのよね。


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