Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
植物園に着いて
綺麗に桜が咲いている。
「涼、綺麗に咲いてるでしょう。これが桜だよ。保育園にもあるよね」
「うん、きれ~だね」
桜の木を見上げてる。
「よかったですね、連れて来て」
「あぁ」
…気のない返事ねぇ。
ま、恭介さんにはお花見なんて興味ないもんね。
涼があっちこっち走り回るのを追いかけて
はぁ~
もうクタクタ
恭介さんもげんなりしてる。
「お昼にしましょうか?」
もうすぐ12時だし。
「そうだな」
桜の木の下にシートを敷いて、お弁当を並べる。
「はい涼のお弁当」
「あいがと」
蓋を開けて
「パパ、りょうのおべんと」
恭介さんに見せびらかしている。
「お、美味そうだな」
「うん。いたらきましゅ」
おにぎりをパクン!
「あ~なかになにかはいってる」
「鮭よ」
「しゃけ?」
「うん。美味しいでしょう?」
「うん」
「もう一つには鰹節が入ってるからね」
「うん」
涼は嬉しそうにお弁当を頬張っている。
恭介さんと私も…
フフフ…
たまに外で食べると美味しいわね。