Apasionado!３～俺様社長様の甘い誘惑～

「陽菜は保育園に行かないと。まぁ君が待ってるよ。それにほら今日から和君も保育園に来るんだよ。和君が保育園に行って陽菜がいないと寂しがるよ」


「かずくん」


「そうだよ、ひな。かずくんはひなよりちいさいんだからひながめんどうみてあげないと。ひなはおねえちゃんなんだから」


和君は誠さんと瑞穂さんの次男で和人君。


真人君の弟。


去年の10月に生まれて今で生後半年。


保育園にはちょっと早いんだけど真人君も陽菜も通ってるからと入園することに。


「うん。ひなはかずくんのおねえちゃんだから」


泣き止んでニッコリ。


「じゃあ陽菜、保育園に行こうね」


「うん」


入学式にはまだ時間があるから涼も陽菜を送りに車に乗って保育園に。


馴染みの先生方に


「おめでとう」


って祝福してもらって得意顔。


「あ～りょうちゃん、ひなちゃん」


大きな声で走って来たのは、まぁ君。


後ろには瑞穂さんと瑞穂さんに抱かれた和君が。


「涼ちゃん、おめでとう」


「みずほおばちゃん、ありがとう」


瑞穂さんにも祝福されてまたまたニッコリ。