Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
陽菜を保育園に預けて家へ戻り
涼の着替えと私も着替えをして
「じゃあ涼、行こうか」
「うん」
時間はまだ早いんだけど、先ず藤倉の家に寄って
「おばあちゃ~ん」
「涼ちゃん、入学おめでとう」
「ありがとう」
「ありがとうございます」
「陽菜ちゃんは保育園に行った?」
さすがお母さん。
陽菜がぐずることが分かってたのね。
「はい。初めは駄々を捏ねてましたが和君が保育園に行くからってお姉ちゃんぶりを発揮して行きました」
「ハハハ…和も今日からよね。泣いてなかった?」
「えぇ。涼と違ってニコニコしてました」
「ママ、ぼくないてないもん」
頬っぺたをぷくっと膨らませている。
「フフフ…」
「ママ」
「はいはい。じゃあ行こうね」
「うん」
「気をつけて行ってらっしゃい」
「はい。いってきます」
「は~い。いってきま~す」