Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「最近、お前は俺を『涼と陽菜のパパ』としか見てないだろ」
「……」
そ、そんなことは…
「別にそれが悪いことじゃない。だがな…」
フフフ…
「恭介さん」
握られていた手を握り返して
「恭介さんは家族といる時は涼と陽菜のパパで、私の旦那様で、会社では上司で、でも」
「ん?」
「二人きりの時は大切な こ、恋人ですよ。口説いてもらわなくても片時も忘れてません」
「そっか」
「はい」
フフフ…
珍しく恭介さんが照れている。
そうだよな。
最近こうして二人だけのお出掛けなんて殆どないもんね。
それに何の文句もないけど、恭介さんもそうだろうけど…
たまにはこうして恋人に戻るのもいいかも。