Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「志織、高藤のお父さん達に」
「あっ!駄目です」
そうだ、思い出した。
「ん?」
「このお盆休み、お祖父ちゃん達と一緒に温泉に行くんですって」
両方の祖父母を連れて行く予定だってこの間言ってた。
「温泉か」
「はい」
「じゃあ高藤へは行けないか」
それを聞いて涼が
「ざんねんだな、りょういきたかったのに」
その割りには顔が笑ってるよ。
「じゃんねんだな」
陽菜は真似してるし。
「パパ、きょうとへいったのはなつやすみまえだよ。なつやすみにどっかいきたい」
「ひなも」
陽菜が恭介さんの膝によじ登って首にしがみついてる。
フフフ…
これで恭介さんも
「あ~分かった分かった。考える」
「ほんとパパ?ありがとう」
涼も恭介さんに抱きつく。
「パパほんと?あいがと…チュッ!」
陽菜はキスを
恭介さんも陽菜には勝てない。