Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~



「ママ」


あら、


「涼、起きたの?」

「うん」


ソファーに座りお茶を飲みながら


「これからかわにはいっていいんだよね」


昼からは川遊びするって約束


「うん。まぁ君達が起きたらね」


「まぁくんもひなもかずくんもよくねてるよ。はやくおきたらいいのに」


「フフフ…そうね」


陽菜を起こしたら機嫌が悪くなるから涼も我慢している。


「パパは?」


「パパはベランダで煙草吸ってるわよ」

「そっか」


ソファーから立ち上がりベランダへ


ドア越しに見えてるだけだから何を話しているのは分からない。


「ああしていると恭介さんと涼ちゃん、よく似てるわね」


泉お姉さんがしみじみと。


「確かに似てる。やっぱり親子ですね」

「フフフ…陽菜ちゃんは志織ちゃんにそっくりじゃない」


「えっ?似てますか?恭介さんに似てると思うけど」


「あら、似てるわよ。そっくりじゃない」


瑞穂さんまで


「そっ!陽菜は志織ちゃんにそっくりだ。だから恭介があれだけ溺愛してる」


ニヤニヤしながら誠さんが。


みんなも


「そうね」


「あぁ、その通り」

なんてからかうんだもん。


「でも性格は恭介さんに似てますよ。二人とも」


「涼が俺様ってか?」


「いや…俺様までは」


「誰が俺様だって?」


あら、聞こえてたのね。


「ママ、『おれさま』ってなに?」


無邪気な顔で涼が聞く。


「えっと…俺様は…」


どう説明したらいいのよ。


恭介さんに救いの目を向けるとニヤッと笑い


「俺も教えてほしい。志織『俺様』って?」


「……」


完全なる苛めだ。


みんなはクスクス笑ってるし涼は


「ね、ママ」


キラキラした目を向けてくる。


えっとですね。


「俺様は…」





< 708 / 1,863 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop