雲雀の如く
雲雀side
今日もまた、日が昇り私は生きる。
「居たか?」
「いえ、雲雀様。ですが、耀様を見た人は居られます」
「何処だ!?耀様は何処に居る!?」
「咲良川でごさいます。この近くです」
ならば、こうしてはいられない。
嗚呼、耀様。
あなたとの再会を、どれだけ待ち焦がれたでしょうか。
心が躍る。
と、その時だった。
私を呼ぶ声がした。
「雲雀様」
「み、こと」
「耀様が、」
「妾も聞いて居る」
聞きたくなど無かった。