雲雀の如く



「───────。」




「そんな…そんなわけ無かろう!!」




「本当です」



「信じぬ!!妾は信じぬぞ!!」




何故、今言うのか。





「……っ、うぅ」


涙が頬を伝う。



哀しくて愛しくて。

















『耀様は、天狗になられた。妖に』








< 20 / 36 >

この作品をシェア

pagetop