社長と刺激的な生活
「大丈夫!!私は私。他人がどう言おうが要を信じてるから」
杏花がニコッと微笑んで俺を見る。
“要を信じてる”……――……。
その言葉だけで十分だ。
「杏花、何かまた変なことが起きたらすぐに言ってくれ」
「うん」
「それから、店に来るとは限らない。買い物や銀行に出向いた先で起こる事もある」
「うん」
「だから、携帯は必ず持ち歩いて」
「うん」
「何かあったら必ず連絡しろ。……いいな?」
「はい」
俺と杏花は張り詰めた空気の中、再び食事を口にした。
食事を食べ終えた俺は歯磨きし寝室へ。
杏花がシャワーを済ませて来るまで、
仕事の資料に目を通していた。
暫くして寝室へ入って来た杏花は…
ッ!!な、なっ、何て恰好を…
俺が目のやり場に困るほどの……