年下の人
年下の人
あたしの好きな人は結構モテる。

彼女連れで歩いているとこをよく見かけた。

ただ、一人の人とは長くは続かない様で、隣の娘は頻繁に変わってたようだけど。

そんな光景を目にするたび、あたしの胸は切なく痛んだけれど、自分の気持ちを伝える気は無かった。

彼より年上だと云う事があたしを臆病にさせていた。

それなのに、彼のそんな光景を目にするのがイヤになって、就職を期に一人暮らしを始めた。
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