雨あがりの空に
「スースースー」

拓海の寝顔を見ていたら、俺も眠くなってきた。

閉じたり開いたり、視界がぼやけてくる。





チュンチュン!

どこか遠くでスズメの鳴き声が聞こえる。


「…パ!パ、パ…パパ!」

「…ん~」

だんだんと視界がはっきりしてくる。

拓海が俺を呼びながら肩を揺する。

「…んぁ?拓海?」

「パパ!朝だよ!遅刻しちゃうよ!」

拓海にそう言われて時計を見る。


時刻は7時。

「おわっ!完璧に遅刻だ!拓海、急ぐぞ!」

「うん!」
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