Love Flower 〜いつのまにか〜




「あ゛。」



それともう1つ。




複雑な心境のわけが・・・。







「加藤さんも、告白するんだよね・・・・。」







幼なじみで、可愛くて。


運動も勉強も両方できて。




守ってあげたいような、


女の子。







そんな子に告白されたら絶対・・・・





「ああーーーー!
ネガティブシンキングやめぇぇいっ!」





突如。


由佳里が叫んだ。






「絶対大丈夫だから!!

楽しみなさいっ!」










・・・・・・だから。







「どこからその自信は出てくるのよ?」






「え?
えっと・・・



女の勘よ!

ねぇっ?」





「え?
う、うん」





挙動不審なんですけど。



どうせ、深く考えてなかったんでしょ?









呆れながらも。



明るい気分にしてくれた2人に、『ありがとう』と、心の中で呟いた。























「美愛ちゃん。」

















その声には敏感になってしまった。










「・・・・加藤さん。」









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