Love Flower 〜いつのまにか〜







そして、ついに来た。



土曜日。












今日までの毎日が、凄く早く過ぎた気がした。












ーーーーーーーーーーーー・・・・・・
ーーーーーーーーー・・・





ピピピピピ・・・・





「ん〜。」






うるさく鳴り続ける目覚まし時計。






ピピピッ・・・


バシッ!





お得意のチョップで止める。




それでも、なかなか布団から出られない私。













・・・だって眠いんだもん。




昨日寝るの遅かったからまだ寝てたいのにぃー。















・・・・ん?




昨日??










なんで・・・眠れなかったんだっけ?









「あーーーーーーーーーーーーーーー!!」






いけないっ!




今日、夏祭りじゃんっ!






緊張して眠れなかったんだった。







あちゃ〜。














今、何時?





げっ!8時30分?!








やばいー!






9時に由佳里んち集合なのに〜。









バタバタ・・・・





「も〜お姉ちゃん、
うるさい!」





妹の楓が目を擦りながら、文句を言ってきた。




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