卓上彼氏


私は涙を拭うと、笑顔で画面に向き合った。






うん、私、前を向いて歩くね―――――……。






タイトル入力の画面を開き、私はキーボードに手を伸ばした。







ヨクに依頼された通り、タイトルを入力し始める。






ヨクに一生分の愛情を込めて。







「こんなの―――――――――――決まってるじゃない」


























『卓上彼氏』







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