ミックス・コーヒー
 この日は、三人でのんびりと過ごした。
 
 買い物に行ったり、家でゲームをしたり。
 思い返すと、こんなに平和な休日は美葉が来てからは初めてだった。

 
 その夜、電話が鳴った。
 ミクリからだった。

 貴之から美葉へと受話器が渡される。

「はい」

『あ、もしもし。あのね、早速だけど明後日に河内さんをそっちに連れて行ってもいい?』

「明後日? また随分仕事早いね」

『あの人も多忙だけどね、明後日はたまたまちょうどよく時間が空くらしくって。大丈夫?』

「……うん。貴之達にも言っとく」

『ごめん、よろしくね。じゃあ、明後日の4時頃にたぶん行くから』

「わかった」
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