光のもとでⅠ
 初等部に上がる頃には大好きだった。
 ってことは何?
 初等部六年間と中等部三年間と今だから――。
「ざっと九年以上になります」
「「長すぎっっっ!」」
 そうだよねぇ、長いよねぇ……。
「っていうか、海斗くん、どれだけ飛鳥ちゃんの人生に食い込んでるんだろう」
 ううう……希和、痛い、痛すぎる……。
 私の人生の半分以上です。
「いい加減次に行けって話だよねぇ……。でもさ、いないんだよ。海斗以上に目を引く人間が。興味持てる男子がさ。似てるから秋斗先生の顔見てるのも好きだし」
「どうしようもなく救えないねぇ……」
 希和ぁ……真顔で言わないでぇ……。
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