光のもとでⅠ
「とりあえず二、三日うちに泊めて様子見るよ。陰性でもリレンザは処方するつもり。本当は家族に感染者がいないと処方できない仕様だけど、そこはちょっと大目に見てもらえない? 母さんを守るためと思ってさ」
「わかった」
「じゃ、俺そろそろ司を連れて出るから」
病院に着いてすぐ、簡易キットで検査したものの、やはり結果は陰性。
「今のところは陰性。でも、予防的にリレンザは処方しておく」
司は無言で頷いた。
熱も三十六度七分といつもよりは少し高めなものの微熱ですらない。
そんな状態で検査したところで陽性反応が出るわけもなかった。
「わかった」
「じゃ、俺そろそろ司を連れて出るから」
病院に着いてすぐ、簡易キットで検査したものの、やはり結果は陰性。
「今のところは陰性。でも、予防的にリレンザは処方しておく」
司は無言で頷いた。
熱も三十六度七分といつもよりは少し高めなものの微熱ですらない。
そんな状態で検査したところで陽性反応が出るわけもなかった。