♥♥♥危険なアフタースクール〜♥♥♥
すみれの全身を値踏みするように上から下まで
舐めるように見た後、吐き捨てるように言った。

「俺だって、好きでおまえみたいな女とデートもしねえし、キスもしねえ。そもそも俺のタイプじゃないからな」

さっき鼻キスまでしてきた雷馬とは、まるで別人のように、うって変わった冷たい言い方だった。


その豹変ぶりに、すみれは、かなりびっくりしていた。


ーーーさっきまで、かわいいとか言ってたのに。まあ、本気になんかしてないけどしてなかったけど、やっぱり気のせいだった?何?妄想だった?


ーーー嘘…なに?この豹変振り。怖いくらい。




「5回」

雷馬は片手を広げて見せた。


「5回?」

急な言葉に面食らい、すみれは雷馬の言葉をリピートしていた。

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