♥♥♥危険なアフタースクール〜♥♥♥

「離れろ!」


声がして 白い狼は


頭を上げた。


言葉を発したのは銀色の狼だった。



「やっとのおでましか?


どうにか間に合ったな。今から


俺に見合う 最高の肉を

食すところだ。



これで 俺は 人間には ならずとも


人狼のままでいられるってわけだ・・・」



白い狼は 歯をむき出しにして

青くするどい瞳を


銀色の狼に向けた。



「そいつは 俺のだ!


渡さない! お前に二度も


奪われるのは たくさんだ!」


白の狼は 頭をぶるるるっと振った。



銀色の狼に近づくと


「あの女は 間違いだった・・・


俺のうわべだけを見て 愛してると言った女だ。



お前にちゃんと返してやったろ?


交換だよ。


お前の大事な こいつと」
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