♥♥♥危険なアフタースクール〜♥♥♥


車に乗ると、当たり前のようにすみれの肩に雷馬の手が回された。




すみれは居心地が悪かったが小さくなって雷馬の腕の中で少し我慢した。

これもバイト代のためだ。

お金。
すべては父さんの入院費のため。



少しは耐えなけりゃ、あんな大金はもらえまい。



「なあ、今日は我が家の夕飯をご馳走してやる。期待してろ」


「夕飯?」


「そうだ。たくさん食えよ。」



雷馬が肩に置いている手が下へ少しずつ移動して、やがてすみれの腰にまわった。



「うっ」
こそばゆい感じがして身を固くするすみれ。
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